ひぐらしサイトの日記です。同人苦手な方は注意。
twitterの診断で出てきたネタ考えてたらなんとなくまとまったので軽く書いてみました。超短文です。
歌手とマネージャー以外の要素はわりと無視されてます。圭魅といいつつCP成分もほとんどないですw
魅音の歌手としての説明はそういう方向で売り出している、ということでw
歌手とマネージャー以外の要素はわりと無視されてます。圭魅といいつつCP成分もほとんどないですw
魅音の歌手としての説明はそういう方向で売り出している、ということでw
あなたは40分以内に8RTされたら、歌手とマネージャーの設定でお互い好きあっているが、素直になれない圭魅の、漫画または小説を書きます。 http://t.co/qsCRmkhpBO
— とみー (@chocomilk69) 2014, 10月 14
「ちょっと何これ圭ちゃん!」
とあるテレビ局の控室から騒がしい声が聞こえてくる。
「歌手なのになんでこんな事やらなきゃいけないわけ?聞いてないよ!」
その声の主は現在人気急上昇中の歌手、園崎魅音。その力強くもどこか儚い歌声と大胆かつセクシーな彼女の魅力で徐々にファンを増やしている。
魅音は三角帽子に黒いマント、そして短いスカートに胸元が強調された衣装に身を包み、手には人気バラエティー番組の台本を持っている。
もうすぐハロウィンの時期ということで、ハロウィン特番が組まれ、それに魅音が抜擢されたのだ。
「言ったらゴネるだろ」
圭ちゃんと呼ばれた男は魅音のマネージャー、前原圭一。魅音の訴えなど気にも留めずに仕事の段取りを確認していた。
「そんな事言って私にこんな格好させて楽しんでるんでしょ」
「そ、そんな事ねえよ!」
全くそんな気持ちがないといえば嘘になるが、それよりもこの番組に出る事は魅音にとってプラスになると思っての判断だ。
「私だけこんな格好なんてずるい!圭ちゃんも着てよ!」
「なんで俺が着なきゃならないんだ!」
ひたすら文句を言い続けている魅音にため息をついて、圭一は魅音と向き合った。
「魅音、この番組がどれだけ影響力があるか分かってるよな?」
大物司会者が司会を務め、全国ネットで老若男女問わず幅広い層に視聴されているこの番組。
その番組に出られるなんて駆け出しの芸能人にとっては願ってもないチャンスなのだ。
「この世界でトップになるって言っただろ?それなのにこれしきの事で投げだすのか?」
圭一は魅音に挑発的な視線を投げつけると、魅音はむっとして言い返す。
「やらないなんて言ってないじゃん」
「歌のコーナーまでちゃんと設けてもらってるんだから有難い話じゃないか。格好なんて関係ない、魅音の実力全国に見せつけてやれ!」
「当然!私の歌で全国の視聴者を骨抜きにしてやるんだから!」
そこで番組スタッフから声がかかる。
「園崎さん、スタンバイお願いします」
「ほら、行ってこい」
「みんな残らず虜にしてみせるから見てなよ?」
「ああ、ミスしないか逐一見てるからな」
魅音は不敵な笑顔で圭一を指差し自信満々にスタジオに向かって行った。
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